今回のお客様は介護保険の住宅改修工事を利用してのリフォームでした。

後遺症で左半身の手足にしびれが残ったお客様。そのため、杖をついて生活することとなりました。その状態のため、トイレも今までのようにしゃがみこむのが難しく、和式便器を使うことがとても不便になっていました。そこで、介護保険を使ったトイレのリフォーム工事を行うこととなりました。ただし、介護保険で住宅改修をした際に支払われる保険料は上限20万円までです。そのため、お客様はあまり大掛かりな工事をお望みではありませんでした。

今回のお客様のお宅の場合は、『兼用便器』といわれる和式洋便器が20㎝～30㎝くらい床の上がった位置に便器がついているタイプでした。そのため、TOTOのスワレットという商品を利用することが出来ました。TOTOのスワレットは和式便器の上に、洋便器の座面をかたどった陶器をかぶせるだけで、洋便器と同じ用途として使えます。ただし、使用するには様々な条件があり、どの便器にも合うわけではありません。今回の場合、兼用便器がすべての条件をクリアしていたので、取り付けることが出来ました。

お掃除はのしやすさや節水の面では今の新しい便器には劣りますが、解体工事がない分施工時間が短く、安価な為、お客様の負担が少なくなります。取り付けた後、トイレを使用してみたお施主様はとても満足されていました。

このように、条件によっては工事がとても簡単に行うことが出来ます。興味関心のある方は、是非当店までご連絡をください!!